うつくしま、ふくしま米情報センター

ふくしま米需要拡大推進協議会は2021年5月をもって組織統合に伴い解散いたしました。このことにより「うつくしま、ふくしま米情報センターホームページ」も閉鎖しましたが、「福島県の米」に関する過去記事のみを残して公開しております。

“泥んこ田植えとても楽しい”
今年も首都圏から「福島こしひかり」のふる里に!

2016年6月18日
 福島県大玉村大山地区の田んぼに5月21日、首都圏から親子32名あまりの消費者グループが秀峰安達太良山の田んぼにバスでやってきた。
 同所を管内とするJAふくしま未来安達地区本部は、県のほぼ中央の二本松市、本宮市、大玉村をエリアとする。古くから県下を代表する食味「特A」の常連産地として知られる。食の安全・安心への取り組み(栽培管理日誌の全戸記帳、残留農薬の自主検査、放射性物質の全量全袋検査等)に力を入れ、平成14年産からは循環型農業・自然にやさしい栽培(5割減農薬・減化学肥料)を進めてきた。
 首都圏140店舗でプライベートブランド米「食卓応援 福島こしひかり」(同管内が指定産地)を取り扱う食品スーパーチェーン・いなげや。各店舗では、「田植え体験ツアーができる福島米キャンペーン」を展開、福島産米を購入した消費者を抽選で「福島こしひかり」のふる里に招待した。平成18年から始まったこの消費者との交流は毎年好評で"絆"を強めつつ福島米ファン拡大につながっている。「産地指定JAふくしま未来安達地区・福島こしひかり」とリニューアルされた米袋が6月から並ぶ。
 同JA安達地区担当の菅野徳一郎常務のあいさつの後で、参加者たちは田植えに挑戦し、恐る恐る体験交流の田んぼに入った。田植えのやり方は伊藤稲作部長とJA職員らが実演。泥に足を取られながら慎重にコシヒカリの苗を手で植えていた。神奈川県から来たお母さんは、「子どもがとても楽しみにしていた」。親子は泥んこになり土に触れてとても楽しそうだった。泥んこ田からの宝拾いゲーム、田植機での田植え体験と小雨模様の天気にも負けず田んぼで田舎時間を過ごした。
 昼食はコシヒカリ・天のつぶのおにぎりと地元食材をふんだんに使った豚汁、漬物に舌鼓。田植え体験後は岳温泉に一泊。夕食後、安達太良スキー場のイルミネーションを鑑賞したほか、翌日はアスパラ収穫体験と、安達ヶ原ふるさと村を訪れ盛りだくさんのイベントをこなした。

スーパーいなげやの田植え体験ツアーの
参加者の皆さん
昼食はコシヒカリ・天のつぶのおにぎりと
地元食材を使った豚汁など

小雨模様の天気にも負けず田んぼで田植え 田植機での田植え体験

リニューアルされた「産地指定JAふくしま
未来安達地区・福島こしひかり」の米袋