10月から高品質に仕上がった新米のふくしま米が流通し始めた。今年度もふくしま米は、全量・全袋検査を実施し、安全性が確認された米のみを出荷している。県・JA五連会長のトップセールス、会津(JAあいづ)、中通り(JAみちのく安達)、浜通り(JAそうま)など各地域の新米PRにかける取り組みをレポートした。
“品質に磨きをかける福島産農産物をどうぞ”
内堀知事と大橋会長がトップセールス
福島県は12月5日、東京都中央区日本橋にあるアンテナショップ「日本橋ふくしま館MIDETTE(ミデッテ)」で、県産農産物のトップセールスを行った。内堀雅雄福島県知事は、11月の知事就任時から初めて、都内でトップセールス。東日本大震災から3年9ヶ月が経過したことに触れて、「被災地の支援としてではなく、おいしさでも選んでもらえるように県産農産物の品質に磨きをかけて、トップブランドに育て上げたい」と意気込みを述べた。またJA福島五連の大橋信夫会長は、「風評被害で価格が低迷する中、農家は安全・安心をモットーに農業を続けているので、ぜひご理解を頂きたい」と来店客にアピールした。
内堀知事と大橋会長は、県オリジナルの新品種「天のつぶ」や、あんぽ柿などの特産品などを来店客に手渡しPRする一方、店内では「天のつぶ」とコシヒカリの食べ比べなどが行われた。当日は平日にも関わらず、多くの来店客で店内は賑わった。
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25年産米総合検討会(表彰式) |
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