自慢の“味”を自ら売り込む
2014年9月11日 |
福島の選りすぐりの農産物が、秋葉原に大集合――福島県は「米どころ福島の旨いもの商談会」を、流通バイヤーらを招いて、8月29日、東京・秋葉原で開催した。会場では、県内のJA、農業生産法人、自治体等の農産物をPRしていた。今回の参加バイヤーを9月11日、県内視察ツアーに招待し、商談成立のバックアップに努める。
JA会津いいでは管内4つの特別栽培米グループ(緑と太陽の会「ひめさゆり米コシヒカリ」、西会津げんき米研究会「西会津げんき米コシヒカリ」、慶徳有機米研究会「慶徳特栽米コシヒカリ」、ジュイタック「大地の一粒コシヒカリ」)が出展、甘み・うまみ・光沢に優れる粒揃いに優れるコシヒカリの試食を勧めながら商談を進めていた。一方、JAみちのく安達管内の「二本松有機研究会」グループは、“安全・安心とこだわりのおいしさ”という取り組み姿勢を強調していた。天栄米キューブボックスを前面に打ち出した天栄村のブースも注目だった。震災前から安全・安心でおいしい米づくりへの追求とブランド化に向け、天栄米栽培研究会(岡部政行会長)を立ち上げ、さまざまな取り組みを進めてきた。40~60歳台のプロ農家が活躍している。今では、特別栽培米の作付面積は、120ヘクタールを超えるまでに伸びた。
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JA会津いいで管内の特栽米グループは試食でおいしさを実感してもらった |
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JAみちのく安達の二本松有機農業研究会は米のほか、ジュース・米油も出品 |
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食味コンクール等で「金賞」常連に天栄米 |
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