うつくしま、ふくしま米情報センター

ふくしま米需要拡大推進協議会は2021年5月をもって組織統合に伴い解散いたしました。このことにより「うつくしま、ふくしま米情報センターホームページ」も閉鎖しましたが、「福島県の米」に関する過去記事のみを残して公開しております。

23年産福島米の販売を10月下旬からスタート
地元企業も福島県支援のためコメ700キロを購入

2011年11月11日
会津コシヒカリを持つ白井米店の白井貞男さん
 東京都の白井米店(東京都調布市)は、以前から会津コシヒカリ・ひとめぼれなどの福島米を取り扱っている。一般家庭用のほか、飲食店むけのブレンド用としても重宝している。
 同店の白井貞男さん(41)は、郡山市の大学に通っていたために福島県とは馴染みが深い。東日本大震災後の3月下旬には、灯油などの支援物資を持って被災地に駆けつけた。また、同店は福島県の「がんばろう、ふくしま!」の応援店舗にも登録されている。
 23年産の福島米が入荷したのは10月下旬のこと。10月28日から会津コシヒカリの販売をやっとスタートさせることができた。
 福島県産の新米には、すでに注文が入っている。地元の会社へ、福島米700キロ(5キロ袋・140袋)を届けることになっている。
 その会社は、福島県の支援のために社員からの福島米の注文を取りまとめ、白井米店に発注をしてきた。同社はこれだけではなく、大震災直後、無洗米1トンを被災地に送っている。大震災後の一時的なコメ不足の中、白井米店は無洗米1トンを手当てして、この支援活動を手伝った。
 「福島米は食味がよく、若い層にも人気がある。これからも販売に力を入れていきたい」と白井さんは話している。


白井米店の会津コシヒカリ


白井米店の店内


東京都調布市の白井米店