うつくしま、ふくしま米情報センター

ふくしま米需要拡大推進協議会は2021年5月をもって組織統合に伴い解散いたしました。このことにより「うつくしま、ふくしま米情報センターホームページ」も閉鎖しましたが、「福島県の米」に関する過去記事のみを残して公開しております。

特別栽培米の会津コシヒカリを販売
若い層から年配層までの支持を得る

2011年1月31日
神奈川県横浜市南区の佐野屋
 神奈川県横浜市南区のコメ専門店・(株)佐野屋(佐野俊太郎代表取締役)では、店売りや配達のほか、インターネットを利用してコメを販売している。
 同店の取り扱うコメは、一般的な銘柄のほか、全国のこだわりの銘柄。福島米でも一般的なコシヒカリ・ひとめぼれのほか、会津産の特別栽培米コシヒカリを品揃えしている(JA会津みどり産の「会津エコ米」)。
 同店では、こだわり米の13品種銘柄について、オリジナルの米袋デザインをパソコンで作成し、プリンターでプリントしている。会津コシヒカリでも稲穂のデザインを入れて米袋を作成。
 同店2代目の佐野大さんは、「会津コシヒカリは、若い層から年配層まで幅広く支持されている。小さい子供のいる家庭では、子供の健康のことを考えて低農薬の特別栽培米として選択。また、年配の人は、これに加えて美味しさも選択のポイントとなっている」と説明する。
 特別栽培米会津コシヒカリの価格は、5キロで2880円と他の銘柄と比べて安くはない。しかし、味のよさや安全・安心により、通年でコンスタントに売れているという。
 同店のある横浜市南区は、団地やマンション、一戸建などの立ち並ぶ住宅街。周辺には大型の量販店・スーパーも出店しているが、一般家庭用に「こだわり米」を前面に押し出して営業をしている。


JA会津みどり産の
特別栽培米会津コシヒカリ


会津コシヒカリを持つ佐野大さん


こだわりのコメを並べる店内